立ち回りの基本:ヒット確認
「なかなか勝てない・・・」
「負けるとどんどん負けていって、
その理由が分からない。」
そういう人にぜひ自分の
対戦を振り返ってもらいたい
ポイントがあります。
それがヒット確認です。
ヒット確認って何?
ヒット確認とは、
別に難しいことではありません。
「自分の出した技が
ヒットしているか
ガードされているかどうか」
の確認をすることです。
しかし、このヒット確認を
おろそかにしている人が
実は多い気がします。
私もサブで拳段と
対戦することがありますが、
剛拳や魔拳の人は特にあまり
ヒット確認をしっかりしていない人が
多いように感じます。
重要なのは小技のヒット確認
ブライアンを使っていて、
チョッピングが
ヒットしたかガードしたか、
とかは分かりやすいと思います。
しかし、
意外とおろそかになりやすいのは
小さい単発の技の
ヒット確認です。
例えば、
しゃがパンのヒット確認って
皆さんはちゃんと
やっていますか?
2LP→立ち上がりRK
というのは昔からある
よく使われる連携です。
しかし、この時に
2LPがヒットしようが
ガードされようが
立ち上がりRKを出していた。
というのは非常に危険です。
つまり
「ヒットされようが
ガードされようが
同じ行動をしている」
というのは結構自分では
気づきにくいことです。
↑ブライアンが3RPを
ガードされているのに
攻めようとしていますね。
全体の動画は Josie Vol.1
Aの次にBを、そしてCを・・・
という自分の引き出しの
連携を持つことは
非常に大切です。
しかし、もっと大切なのは
「ヒットされたらやるけど、
ガードされたら止める」
という意識が大事です。
個人的には
左アッパー系、
ワンツー系、
しゃがパンの
ヒット確認は
特に重要だと思います。
「ヒットしたら攻める、ガードされたら守る」が基本
ヒット確認がなぜ大事かというと、
ヒットしたら攻める
ガードされたら守る
というのが基本だからです。
ヒットとガードで
同じ行動をするのは
リスクが高い。
もちろん時には
暴れることも大事です。
ガードされても
暴れてみるのは
別に悪い選択肢
ではありません。
しかし、それも
ヒット確認をしたうえで
やる行動です。
↑相手が立ち上がりRK
をガードされても
何かしようとしていますね。
時には暴れるのも大事ですが、
やっぱりガードされたら
動かないが基本なんです。
上級者の立ち回りの視点
対戦相手が
ヒット確認をしているかどうか、
上級者は対戦中に
よく観察しています。
鉄拳は3R~5Rで
決着がつきます。
その間に、相手の反応を
じっくりと見ます。
1R目、2R目で
負けたとしても、
3R,4R,5Rに勝利すれば
その対戦は勝利できます。
そして、上級者は
この1R目と2R目に
相手の反応を
観察し、対応します。
これを「見切る」「見抜く」
と言います。
1R目と2R目に
「あ、こいつ
ヒット確認していないな。」
「不利状態でも動いてくる」
と判断します。
「では3R目以降は
カウンターを取り
行こう。」
というように状況を合わせてきます。
ところが段位が低い人は
「1Rと2R勝てた。
3Rも同じ戦略を
続けたら勝てる!」
と勘違いします。
結果、3~5Rに負けて、
敗北してしまいます。
上級者はこういう考え方を
するのです。
それは上級者からすれば
赤子の手をひねるかの如く
簡単に見抜かれるものです。
まとめ
「ヒットしたら攻め(様子見含む)、
ガードされたら守れ。
でも、たまに暴れてみよう。」
これが鉄則です。
負けが続く場合、
スランプかな、と
思ったら
「ヒット確認しているかどうか」
を振り返ってみましょう。
このページを↓に
行くと、初心者の方用の
関連記事があります。
興味ある記事を探してください。
知ってると知らないでは
段位が5つぐらいは
変わってきますよ。