鉄拳7FR:ポール解説(実践編②)「崩拳の当て方」

ポール解説(実践編②)「崩拳の当て方」

管理人の鉄拳7FRにおける

ポール最高段位:煌帝

 

理論編、そして実践編①

の続きとして

実践編②「崩拳の当て方」

というテーマでご説明します。

※まだご覧になってない方は

ポールのカテゴリーをご覧ください。

カテゴリー「ポール」



1.まずは崩拳を早く出す練習を

まずは当然といえば当然ですが、

崩拳(236RP)を最速で

出せるかどうかですね。

 

昔鉄拳5時代に、

とあるポール使い

(当時の段位で闘神前後)

がいて、

その人のプレイを

後ろで観察していました。

 

何せその人の崩拳が早いこと。

「まるで右アッパーのように

一瞬で出せるんだ。」

と当時、20歳ぐらいの私は

感銘を受けたのを覚えています。

 

やっぱりそれぐらい早く

レバーを回すように

出せるのは強みだと思います。

 

ぜひぜひご自身の崩拳のスピード・早さを

チェックしてみて下さい。

46LPの後にヒットできるように出せたらOK

2.どんな状態からも出せるか。

こちらも基本的なことですが、

ポールの崩拳を

どういうポジションでも

出せるかどうかですね。

 

例えば、

2-1.前ダッシュから

2-2.横移動から

2-3.バックダッシュから

それぞれスムーズに出せるか

今一度ご自身のプレイを

チェックしてみて下さい。

 

そしてそれぞれを

どういうタイミングで出すかを

以下お伝えします。

2-1.前ダッシュから

コンボなどで前ダッシュから

崩拳を出す機会は多いはず。

スクリュー後に崩拳ですね。

それが出来たら大丈夫です。

 

コンボ以外でいつ使うかというと、

遠距離状態で前に詰めたときに

相手が置き技を出してて、

それを目でとらえたときに

スカ確でズドン、ですね。

 

2-2.横移動から

個人的には

横移動から出すことが

私の中では一番多いです。

 

その理由の一つとしては

タイミングをずらす、

ということですね。

 

2-2-1,相手が手を出してきそうなとき、

2-2-2,あるいは相手が横移動しそうなとき、

 

そんなときに横移動をして

崩拳を出すと、

2-2-1,の時だと

相手の攻撃を避けてズドン

2-2-2,の時だと

相手の横移動と

こちらの横移動が

ちょうど重なって

互いに一直線に

なったときにズドン

というイメージ。

タイミングをずらされるのは

相手からしたら本当に嫌なこと。

2-3.バックダッシュから

相手が追撃をしてきそうなタイミングで、

ちょこんと後ろに下がり、

そして何も考えずに崩拳。

これをされるだけでもやられている方は嫌です。

クラウディオの1LKのあと

立ち上がりRKを予想して、

バックダッシュから崩拳。

実際は違いましたけど、

こういう「ノールック崩拳」もたまには効果的。



3.崩拳を当てるシナリオを

当然ですが、

やみくもに崩拳を出しても

相手は当たってくれません。

そこで、まずは崩拳を

当てるシナリオを作りましょう。

3-1.相手をいかにしゃがませるか

相手をしゃがませるためには、

もちろん下段や投げを

意識させるのはとても効果的です。

 

下段で言えば、

落葉(2RKRPWP)

横移動LK

が代表的ですね。

 

しかし、それだけでは不十分。

ポールには様々な上段技があります。

それらを効果的に

意識させておき、

「上段技をしゃがませる」

あるいは逆に

「崩拳を恐れているだろうから

上段技を出しまくる」

という発想が大切。

 

裏疾風(236LP)

瓦駒(214RK)

撥双打ち(4WP)

 

これらの上段技を出しておきます。

「しゃがまれたら怖い」

という気持ちはあると思いますが、

「しゃがむまで上段技を打つ」

ぐらいの気持ちで。

3-2.いかに相手を暴れさせるか

相手が暴れたタイミングで

崩拳を出せば

カウンターヒットで大ダメージ。

 

さらに近距離で当てたら

クリーンヒットでさらにダメージ。

 

崩拳はそのダメージを

相手に植え付けることで

相手も暴れたくなります。

 

暴れたくなるタイミングとしては

「何か来そう!」

と思わせることですね。

なので、落葉などの下段を

躊躇なくやることで、

「こっちも反撃してやる」

と相手に思わせて、

そこをズドン、です。

 

ただし、注意があるとすれば、

あまり壁以外で崩拳を

相手の暴れ潰しにやっても効果は低い、

ということです。

 

それよりも

RK(カウンターでコンボ)

3RP(右アッパー)

鼓打ち(7RP)

の方が相手の暴れを効果的につぶせます。

そして、言い換えれば

壁に追いつめたら

むしろ崩拳主体で

相手の暴れをつぶす感じですね。

 

そこの使い分けは必要だと思います。

 

4.時間差攻撃を使おう

時間差攻撃というのは

「一瞬だけ待ってから攻撃」

という方法です。

一瞬の間を作って

相手を悩ませる戦術です。

まだお読みでない人は

先に時間差攻撃の記事をご覧ください。

鉄拳必勝法講座:時間差攻撃

 

個人的にもこの時間差攻撃での

崩拳が一番効果的です。

 

そして、私自身、ポールと

対戦するときこれをされると

一番嫌である、と思っています。

 

いきなり目の前に近づき、

ちょっと待たれるとしゃがんだり、

手を出したりしてしまいます。

↑変な間がありますよね?

それが効果的

 

これはもはや条件反射に

近いのかもしれません。

 

なので、ポール使いで

なかなか崩拳が当てられないという人は

ぜひ時間差攻撃を

自分の戦術に取り入れて下さい。

 

5.オーラを出そう

オーラというか

非常に抽象的ですが

「こいつヤバい!」

って思わせたら

非常にポールは強いです。

 

私もポールと対戦する経験は

非常にありますが、

「こいつヤバい!」

って思う人は

もう立ち回りからして

オーラがあります。

 

なかなか崩拳を出してこなかったり、

小技の使い方がうまかったり、

こっちのスカに容赦なく

崩拳を最速で入れてきたり、

崩拳のタイミングが

一切読めなかったり・・・

 

総合して判断して、

「怖い・・・」

という恐怖心が芽生えます。

そうなると正直相手ペースです。

逆を言えば、

「暴れが予想できる」

「崩拳ばっかり打ってくる」

ようなプレイヤーはあまり怖くありません。

↑良ければ私の動画をご覧ください。

相手が精神的に恐怖を感じて

暴れたりしゃがみだしたり

しているのがわかります。

羅段相手に崩拳が当たります。

 

そしてほとんどのプレイヤーが

リベンジしません。

「怖いから・・・」なのかも??



まとめ

崩拳を当てるのは、

鉄拳の中でも非常に楽しいし、

快感を感じる瞬間です。

 

ただ、やみくもに打っても当たりません。

まずはこの記事に書いてあることを

実行してみて下さい。